ガメラ3みた

白石も氷川竜介も、いつだか話題にしていたし
まあ、こんぐらいは見ておくかと思ってみた


特撮がエヴァっぽいなー、エヴァも実写でやれば良かったのに
と思いながら何となく見てたけど
男の子が吹っ飛ばされるシーンで笑ってしまった。お、おもしろい!


アニメブロガー的に言うと
あの世界の父性を背負う存在がガメラしかいないということだろう。(これはこじつけである。)
まず、象徴としてガメラ=亀=男性的だし。
対してイリスは言うまでもなく母体のイメージがある。


そして、映画のギミック的にも
自衛隊も、政治も、報道も役立たず、いじめっこを叱る先生もいない。
キチガイ怪獣オタクは出てくるけど
オキシジェンデストロイヤーを開発するような責任感のある奴じゃない。
そこに、男の子が古式のナイフもって飛び出していく!
でも触手で突かれて「うあっ!(エコー)」って言って一瞬で玉砕。
男の子もナイフもマジで雑魚w
前田愛はイリスの女性器に取り込まれ、頼みの綱はガメラだけ。


で、そのガメラも善玉かどうかハッキリしていない。どうなる日本!っていうのが山場で


と思ってたら案外あっけなく倒しちゃう。
しかも、前田愛を救って「どうして私を助けてくれたの?」って聞かれちゃう。
それに対して犬のような瞳でこっちを見つめる可愛いガメラ
怪獣映画って、怪獣萌え映画だったんだね!


といったふうに、話のネタにはしやすい映画だったw